愛の茶番

2023 日本(日本語) 字幕:英語 /120分 /G

10/25 fri 10:00 - ホテルパラダイスヒルズ

作品紹介

正統派の教義に毒された現代人の脳ミソを揺さぶるラブ・サーカス!映画的とは何か?演劇的とは何か?異能・江本純子が仕掛ける劇場長編映画第2弾。この映画は「観客と作り手の境界線を超えられるのか」 という創造への欲求=「渇望」を標榜し、それを探求しようと試みた人々(渇望者)で制作されました。ある姉妹の確執を中心に、登場人物たちの数年に渡る恋愛関係の顛末と、どうしようもなく切実で滑稽な時間のパリンプセストが、 あなたの記憶と感情をえぐりにいきます!

あらすじ

ルミ(遠藤留奈)とアキ(冨手麻妙)は、波長の合わない姉妹だった。キヨヒコ(金子清文)と結婚したルミは、かつての恋人・リョウスケ(岩瀬亮)を忘れられないでいる。いっぽうアキは、地下系シンガーソングライターとして活動していたが、マネージャーのドンコ(江本純子)と活動方針をめぐってしばしば対立していた。また同じように全力で「愛」に迷子でいる人々、リエ(菅原雪)、スミオ(吉川純広)、K(藤田晃輔)、トモタロウ(美館智範)らが、さらに複雑に、ルミとアキの生活に交錯していくのだった

監督

江本純子 Junko Emoto

1978年12月22日生まれ。
脚本家/演出家/パフォーマー。2000年に劇団「毛皮族」を設立し、演劇活動を行う。第一回監督作品は『過激派オペラ』(2016年)。2019年より自主映画製作を始め、第2作目『愛の茶番』(「It Must Be Love」)が2023年に完成した。『愛の茶番』は2024年大阪アジアン映画祭とブリュッセルインディペンデントフィルムフェスティバルに選出された。

スタッフ&キャスト

シナリオ・監督・編集・製作江本純子
出演遠藤留奈、冨手麻妙、菅原雪、岩瀬亮、吉川純広、藤田晃輔、美館智範、江本純子 / 加治屋彰人、丙次(田中祐希改め)、斎藤千晃、近藤茶 / 金子清文
スタッフ撮影・照明・録音・美術・出演:渇望者
音楽:タカハシヒョウリ 
クリエーション統括:加治屋彰人
整音・スタジオ技術:シネマサウンドワークス
英語字幕:Annie Iwasaki 英語字幕制作:株式会社アウラ
アソシエイトプロデューサー:木下京子
配給:“渇望”
宣伝:contrail