2024 日本(日本語) 字幕:英語 /28分 /
10/26 sat 10:00 - ホテルパラダイスヒルズ
作品紹介
近年、恩人や知人、友人が次々と亡くなり、はるか彼方に感じていた死が少しずつ身近なものになってきました。死には深い悲しみがつきまとうものですが、肉体的な死がすべての終わりではないとつくづく感じています。
なぜなら、わたしの心のなかで今も生きていると感じるからです。彼らは生前と変わらず、時に私を励ましてくれたり、クスリと笑わせてくれることもあります。……そうだ、人は死んでも生き続けられるのだ、そんなことを考えながら脚本を書き、ささやかな映画を創りました。見終えたあとに、大切な人に想いを馳せられる作品になればと願っています。
オムニバス映画『Mothers マザーズ』の一編として2025年劇場公開予定。
あらすじ
郊外の一軒家で暮らす原田路佳と娘の海凪。一見、なんの変哲もない暮らしを送る母娘のもとに、ただならぬ
決意を秘めた元夫、茂が訪ねてくる。彼にはどうしても打ち明けなければならない想いがあった。茂の思いがけ
ない告白を受け、母娘のかりそめの幸せはくずれてゆく。目を背け続けた本当の記憶――。路佳は想い出の海
へ向かう。
監督
難波望 Namba Nozomu
1976年10月28日生まれ。
日本シナリオ作家協会会員。日本映画学校(現日本映画大学)脚本コース卒。脚本家の桂千穂氏、高山由紀子氏に師事してシナリオを学ぶ。介護職、制作会社、テレビリサーチャー、プロットライターなどを経て脚本家デビュー。主な脚本作品に第46回モントリオール世界映画祭公式ノミネート 映画『かぐらめ』(監督:奥秋泰男 出演:武田梨奈 大杉漣 筒井真理子ほか)、『おっさんずぶるーす/21世紀のおじさん』(監督:前田直樹 出演:藤井太一 森累珠ほか)など。2022年コロナ禍より自主制作映画の制作を本格始動。制作したオムニバス映画『オトギネマ』では、監督・プロデュースを兼任し、福岡インディペンデント映画祭、セルベスト国際映画祭など国内外で入賞多数。
スタッフ&キャスト
監督・脚本・プロデューサー | 難波望 |
出演 | 嶋村友美、森山みつき、藤井太一 |
スタッフ | 撮影監督:大坪たかし 音楽:星爪梨沙 編集:西川文恵 録音・MA:トリじぃ 美術監督:大野泰 メイクアップ:橋本柚奈 助監督・記録:山口真菜 制作担当:中山春佳 メイキング・制作補:井戸乃くらぽー 美術助手:あすみ |